心許せる酒
研究室の同期と半年振りのサシ飲み。
前回がこのブログを始めたとき、ケータイを新しくしたときだったので、思い出しやすい。
最近何をしていたかとか、研究室の誰と会ったとか、
実に他愛もない世間話が主ではあるが、やはり彼女は飲み友達、いや師匠。
私の「和がいい」というテキトーなリクエストをもとに
まずはモツ鍋屋に連れてってくれて、カウンター席で近況を語る。
しっかり飲んで食べて、ほろ酔い。
半年のブランクなんてなんのその、仕事とお休みについて、話し込む。
周りの客の回転が速くてちょっと焦り、
2~3時間という適度な時間にて次の店へ移動。
次はなんとなく目に入った店で、またもやカウンター席にて、
仕事で心が疲れないように、心が折れないように、気をつけようと心に誓うのであった。
やっぱり飲むものはしっかりと飲んでいて、
しかも全然気を張っていないからか、久しぶりの心地よいほろ酔い。
明日が平日なためちょっと早めの解散ではあるが、
それでも寝過ごさないように気をつけなければ・・・と思うくらい、しっかり酒に浸った。
電車で帰らなければならない場所で飲みながら、この心の許し具合。
さすがに苦楽を共にした友である。
その状態で帰ってきて、これを書いている今も酔っている気がする。
乱文失礼。
ロスト・ジェネレーション
朝日新聞で年始に10日ほど連載されていた。
旅行に行ってた期間(・・つまり大半)の分を読んでいないのだけど
読んだ数日分の内容は、興味深いと思った。
本来の『ロスト・ジェネレーション』は
第一次世界大戦後のアメリカ文学・青年のことらしいがよくわからない。
朝日新聞的には、
バブル崩壊後の就職氷河期に直面した25~35歳のことを指すらしい。
修士卒だと就活年代がずれるから、わたしはギリギリといったところなのかな。
正社員になれない、ニート、自分探し、・・・ そんな雰囲気だった。
今生きている時代を、私から見える範囲から考えたって、その原因はわからない。
共感できる話は多かったけど、その生き方を肯定したくない、という思いも強かった。
たぶんギリギリ年代な私としては、
自分探しなんて言っちゃうのも気持ち悪くて、さらにどうしようもないのかもしれない。
バブルのときは上に付いていけばよかったのが
それが崩壊してから、以前の体制も否定されて、ただ頑張ってもダメ。
多様性を重んじるという風潮の中で確固たる自分がいないことに気付いて
どうしていいかわからない・・・という世代ということなのだろうか?
バブルが崩壊したせいか何なのか、
成功のイメージを持てなくなった、ということだろうか?
就職難である世代ということにされているが
それと特集された人物像がどう結びつくのか、根本にあるものは何なのか、
全部読まなかったからかもしれないけど、わからない。
今日の朝刊で、特集の反響についての記事があった。
共感したとか、一概に世代でくくるのはどうか、という賛否の感想は置いとくと、
価値観を共有して頑張りましょう・・・ということしか見えてこないのだけど
とにかく注目されていた記事だろうし、反響も多かったろう。
世代の問題じゃなくて、時代の問題だと思う。
もし『ロスト・ジェネレーション』というタイトルじゃなければ
ちょっとインパクトは薄くなったのかもしれないけど、
もっと言いたいことがズバッとしたんじゃないのかなぁ。
この世代の特徴として描かれたものがどうにかなるのなら、
どうしたらいいか知りたいのだけど。
GOAL! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い
メキシコの貧しい青年がスカウトされ
イギリスに渡ってクラブで挑戦し、活躍していく!
少年ジャンプのような、
夢を持って努力して・・挑戦して成功!というストレートな流れが心地よい。
家族との葛藤や、病気、怪我、仲間、いろんなことがある。
見ていていろいろ勉強になるところも少年ジャンプw
自分の才能を信じろ
病気よりも嘘のほうが問題だ
蹴落とすのも、チャンスをくれるのも、神ではなくて人間
チャンスに挑戦しなければ成功は得られない
トップ選手は明るい雰囲気を作る、見せ場で決める
でもトップ選手で羽目を外しすぎるやつは嫌われる、見本になる行動を取るべし
また、登場人物のキャラクターが良い。
チャンスを与えたいと思ったら、全力でチャンスを与える、代理人グレン。
与えられたチャンスを最大限に活かすことを教える、祖母。
生きるための仕事をすることと息子を信じることで葛藤する父。。。
ワールドカップで日本を応援していたときに
一体感と共に、とても熱くなったことを思い出した。
ベッカムやジダン本人も出てくるところが、さすがFIFA公認。