2006.05.15
セブン・イヤーズ・イン・チベット
登山映画ではなく、チベットの信仰の映画。
平和主義と、言うだけなら簡単だが、実践は難しい。
困った人を助けるという、単純な理由だけで
宗教上禁じられていた外国人を受け入れた。
ハラーはダライ・ラマに知識を与え、
信仰や考え方について教わる。
登山中に離婚を言い渡され、まだ見ぬ息子には拒絶され、
絶望の中で拠り所がなく彷徨っていたのだろう。
平和を愛する心があふれたチベット。
確実にハラーの心の棘も柔らかくなっていった。
ダライ・ラマとの心の交流を通じて。。
平和を愛する心に素直に感動し、
戦う意志のない者に戦争を仕掛ける残酷さを見た。
人を憎むことすら知らない人を殺そうとするなんて・・・