2005.02.21
ダンサー・イン・ザ・ダーク
暗い、ずっと暗い
最初は絶望感の暗さ、後半では裏切りの暗さも加わり、ドン底
手ブレするカメラワークがドキュメンタリーに感じさせ、
それにより起承転結やストーリーの山場がなくても
それが自然であるように感じられる
少々退屈ではあるが・・
ミュージカルを見たことがほとんどないので
そのものの楽しさというのはわからないが
ミュージカルのシーンでは
ドキュメンタリータッチの部分が抜けて華々しくなる
それがまさにセルマの感情を表現したものなんだな
しかし、暗く陰鬱なシーンでさえ
華やかなミュージカルにしてしまうものなのか、と
その部分に関してはかなり奇妙な感じであった