2012.01.04

スイーツ

地球の歩き方を見た感じ、トルコと同じようなスイーツがあるようだ。
ハチミツをたっぷりかけてるような、激甘のやつ。

それが好きなのだ^^

帰り道にレストランなどでメニューを覗き込んでみたが、
バクラワ 3.5JD と書かれているところが1つあった他は、見当たらなかった。

結局、昨日の散歩で見つけたスイーツ店にした。
1つ目に入ったところは、店員さんが接客中で相手してくれなかったので諦めた。

2つ目はもう少しこじんまりしたところで、こちらも接客中だったが、
物欲しそうにじっくり見ていたら、1つ味見させてくれた。

そして、ちょうどおっさんたちがスイーツを頼んでたので、
あれと同じのを同じくらい欲しいって、ほぼジェスチャーで頼んだ。

マシュマロの上にカステラの薄いのが乗っかってて、上からシロップをたくさんかけたような感じ。
ガッツリ甘くて、それをコーヒーと一緒に。
だいぶ癒された^^

おっさんたちが支払うのを見ていたが、どうやらお店の人の友だちだったようで、払わずに帰って行った。
他のお客さんもたくさん来てて、同じのを頼んでる人もいた。
誰がいくら払ってるのかちゃんとは見えなかったが、1JDでお釣りが来る人と、
10JDで5JD以上のお釣りをもらってる人がいた。

ヨルダンはたいてい値札がついてないのが悪いとこ。
観光客価格と現地価格がはっきり分かれてるんだと思う。

で、試しに5JDを出したら、2JDのお釣りをくれた。
大きめスイーツ1つとコーヒーで 3JD (330円くらい?)ということだ。
おそらく観光客向けの価格だけど、まぁ許せる範囲のお値段だろう。

少しゆっくりして、同じ夕食をホテルで食べて、おしまい。


Posted 2012.01.04, 03:59 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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2012.01.05

明日の予定

明日の予定について宿の人に聞かれて、
ツアーを予約したって言ったら、細かく聞かれて、それは高い!とドライバーさんに言われた。
(※スモールぺトラのときとは違うドライバーさん)

けど、オーナーさんは一人で行動するなら(シェアじゃないなら)そんなもんじゃない?って。

ドライバーさん曰く、ワディ・ラムのツアーと行き帰りをシェアできれば、
全部で130JDだよ!俺に頼めば安かったのに!とのこと。(死海での待機抜きで)

とはいえ、私は一人。
これまで話した人はみんな日程が違うし。

シェアする相手もいないし、死海も通りすがりに寄っておきたいし、ってことを考えると、
オーナーさんが言うとおり意外と妥当な値段だったのかもしれない。
(死海は寒かったら入らないだろうからアンマンに戻ってから出直すのはイヤ)

ただ、ワディ・ラムは違うとこに連れてかれるよ!って言ってたので、
それはちゃんとここに行きたいって言わないとな・・・

って思ったけど、違うところだったとしても、風景が似てたらわからないな。。

一人旅ってこういうところでお金かかるのは仕方ないと思ってる。
そりゃ、いくらでも時間があるならシェアする相手が見つかるまで待つけどさ。

あんなに、あーあ、って言わなくてもいいじゃんか。
こっちは着いた初日に次はワディ・ラムに行きたいって言ったのにさ。
プランがあるなら少なくとも今日出かける前までに教えてくれよ。

まぁ、所詮ドライバーさんも稼ぎたいわけで、客を他に取られるのがイヤなんだろう。

もー。

で、これで明日ジープのおっちゃんが来なかったら笑えるな・・・


Posted 2012.01.05, 01:57 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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2012.01.05

ぺトラ遺跡(2日目)

昨日は出鼻をくじかれたので、今日は早めに出発してみる。
わかっていたけど、ものすごい筋肉痛。

ぺトラ遺跡は朝6時から開いてるらしい。
朝に行ってサンライズを拝んだりする人もいるのかな。

7時にホテルを出て、やっぱり15分で到着し、7時半ごろにエル・ハズネに到着。
Facebook用にスマホで写真を撮っておく。

まだあんまり人がいなくて、静か。

ベドウィンの集団がジープでどこからか出勤してきていて、
そこらじゅうで少年たちがおしっこをしていた・・・・
ぺトラ遺跡も彼らにとってはただの住宅地だったりするようだ。

そんな感じで準備中って状態だったので、馬・ロバ・ラクダの客引きもほとんどいなくて快適。
8時過ぎくらいまでは他の観光客もほとんどいなかった。

寒かったけど、静かなぺトラ遺跡なんて今だけだ・・・と思ってボーっとしてた。
ロバの客引きの兄ちゃんが、トレイルにいろいろ遺跡があるって話をしていた。

そこにロバで連れてってあげるって話だったけど断って、じゃそこに歩いて行こうって決めた。

人が増えてきて、さて Trail に行こう!と移動。
けっこう登ってる人が多かった。

最初はしばらく日陰の階段を上るだけで、あんまり変化はなかった。
途中で同じ宿の日本人かな?と思ってた人に会って話したら韓国人だった。
彼らは今日・明日にぺトラ遺跡らしい。

頂上までクネクネ道の階段を上り、
2つのオベリスク(The two Obelisks)と、犠牲祭壇(High Place of Sacrifice)に到着。
いくつかのグループが頂上でまったりしてた。

まったりするには風が強すぎて、吹き飛ばされそうで怖かったけど・・・

そこからは迷子にならないよう、なるべくグループの後ろにくっついて進んだ。

途中でいくつかの遺跡(TombやTemple)があって、
くりぬかれた岩もたくさんあって、綺麗な色の岩もたくさんあって、
なかなか変化に富んでいて楽しかった。

最後のほうで前の集団がいなくなり、道に迷いそうになったけど、
ベドウィンの子がこっちこっち!って教えてくれたので助かった。

看板もないので、その子が店に連れて行こうとしてるのかと思って、
全然わけわかってなくて申し訳なかった。

その先で道がいくつも分岐していて看板もなくて、
全然わからなくなったけど、前に集団がいるのを見つけて進んだら、
いつの間にか大寺院の裏側まで出てきていたことに気付いた。

そこからさらに進む道もあったので、そちらに行く。
そしたら、洞窟博物館の裏から回ってくる道だった。

いやー、楽しかった。
ちなみに、このトレイル、最後まで歩くと3時間かかるよ。

イイ感じに昨日と違うことに時間を使うことができて、よかった。

博物館の前は The Monastery への道の前なので、ロバの客引きが多い。
客引きの兄ちゃんに声をかけられて、トレイルに連れてってあげるって言われたので、
今行ってきたところ!と答えたら、周りの人は笑ってた。

そしたら、Water Spring は見た?って聞かれて、そこはロバでしか行けないんだよ、と・・・。
気分が良かったので、行ってみてもいいかな?とOKした。
30分で5JD。

兄ちゃんが手綱を引いて、ロバに乗ってテクテク道なき道を進んでいた。
しばらく進んだら突然後ろに乗ってきて、オレも乗るから荷物を前に持て!とか、
もっと前に詰めろ!とか言ってきて、後ろから手をまわしてこようとするので、Don’t touch!!

言うと離してくれるんだけど、またお前の乗り方が悪いからとかなんとか言って手を出してくる。
お前が乗ってくるから場所がなくなって乗り方が悪くなるんじゃい。

それにどんどん前に詰めてきて腰を密着させてくるのがキモい。
何度も繰り返してるうちにイライラしてきて、最後のほうは全然会話もしなかった。

とりあえず約束の泉に着いたが、確かに水は湧いてるけど、それだけだった。
ゴールに着いて、最後に Good? Happy? って聞かれたので、No!! って言って、
最初に言われた金額をさっと渡してバイバイ。

このままだと悪い気分で終わってしまう!と思い、
一度エル・ハズネに行って、お昼どきでもあんまり光が射してないな~とか確認し、
キレイな岩を見て、気分を癒す。

そして、暖かいところでマッタリしようと、日が射してるお墓の前でおやつタイム。

それから、昨日行かなかったもう1つの道を散策し、
ビザンチン教会(Byzantine Church)とか、ライオンの寺院(Winged Lion Temple)とか、
いくつかまた新たに見ることができたのでよかった。

筋肉痛と足の裏のマメが痛くて、だいぶゆっくり歩いてたから、
気持ちもだいぶ落ち着いて、リラックスしてきた。

もう見尽くした!って気分。

確かに1日だけだと、ここまで達成感は得られなかっただろう。
けど、あと1日あったとしても見るものがなさそうな気もする。
と、自分の日程を正当化するのであった。

帰りは、またお土産屋さんを覗いたりしてたら、
昨日のジープツアーのおじさんがいたので、明日の7時だよって確認をしてきた。
そして同じ店でスイーツとコーヒーを3JDで食べて、ホテルに戻った。

これで、この旅のメインが終了!

明日はいろいろ回って、残り2.5日はアンマンを見る日と、近郊の町に行く日にしよう。
日程的には半分なんだけど、もう締めの気分。


Posted 2012.01.05, 03:29 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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2012.01.06

ワディ・ラム

7時にピックアップだったので、6時半から急ぎ目で朝食を食べてたら、
10分前にあのおっちゃんが現れて、すんなり7時に出発。

ワディ・ムーサの道端で拾ったおっちゃんとのツアーが始まった。
(結論から言うと、ただのタクシー以上の働きはなかったが・・・)

ホテルの人と何やら話していたので聞いたら、
ホテルのツアーを予約してあったのに横取りしやがって・・・みたいな感じだったらしい。

何か知らないけどその流れで、ベドウィンの話。

ベドウィンの人は1人の女性がいると、パーティーをしようとか洞窟に連れてってあげるとか言って、
人のいないところに連れだして、お金を盗んでレイプして町に捨てる、という話をしてた。
特にヨーロッパの女性が好みらしい。

ロバの兄ちゃんが、フランスの女性と3晩過ごしたとか自慢してたのはそれなのかな・・・
NO!! を言いまくっといて良かった。

さて、最初の目的地はワディ・ラム。
2011年に世界遺産に登録されたばかりらしい。

1時間ほど車で移動して、道端で停まるから何事かと思ったら、
4駆のジープをチャーターして乗り換えるとのこと。
てっきり、おっちゃんのジープのまま行くのかと思ってた・・・

しばらくして、おじいさんがジープで現れて、乗り換える。
おっちゃんと二人で何やらいろいろ話してる後部座席に乗り込むと、砂漠の中を進む。

砂漠といっても、草と岩の砂漠なので、ワーオ!って感じにはならない。
ラクダの親子がいて、ちょっとテンション上がる。

けど、上がったのはここだけだったかも。。

最初に、岩の橋を見たいってことは伝えてあったので、そこに連れてってくれた。
だけど看板があるわけでもないので、それがどの橋だかわからなかった。

そして帰るけどいい?って聞かれたので、もちろんNO。
2時間のツアーのはずなのにまだ30分くらいしか経ってなかった。

そしたらすぐ裏手にあるもう1つの石の橋に連れていかれた。
そして、帰るよ、とおしまいになってしまった。

えー。

戻ってきて、ちょうど1時間だった。
1時間分の損である。

他のところは?とかビジターセンターはどこ?とか聞いても、
他に見るところはない、ビジターセンターはお金がかかるから行かないと返される。

ホテルのドライバーさんが言っていたことは正しかったようだ。

もうチップあげない!って決めた。

というわけで、ほんの少しだけワディ・ラムを見ただけになってしまったが、
綺麗な砂砂漠ではないので観賞用ではなくて、アクティビティを楽しむほうがいいのかも。

かも。


Posted 2012.01.06, 02:50 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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2012.01.06

死海

ワディ・ラムを出て、一度ぺトラ遺跡の近辺に戻って、
それからワディ・アラバというイスラエルに近い道路で死海へ向かう。

途中、兵士のヒッチハイクに応じて、乗せていた。
ワディ・アラバは、岩山の黒と畑の緑ばかりがよく見える道路だった。

ケータイで、ヨルダンはパケ放題が適用外です、みたいな通知がたまに来るのだが、
途中で、イスラエルは~という通知が1回来て、あぁ近いんだなって思った。

ワディ・ラムの1件があるので、暗い気分がどんどん増えてきた。
お腹が空いてきたせいもあったのかもしれないけど。

死海は絶対に楽しまなきゃ!と思った。

アンマン・ビーチ(死海のビーチ施設)は高いから、無料で入れるところに行くと言っていた。
シャワーはあるの?って聞いたら、水の大きいボトルを買うから!って言われた。
着替えるところは?って聞いたら、木がたくさんあるから大丈夫!って。。。

ダメじゃね?

男ならともかく、女一人でそれは餌食になりに行くようなもんでしょ・・・
さらに、オレが泥マッサージやってあげるよ!って言われたので、NO THANK YOU!!

平和な心を求めて、アンマン・ビーチに連れてってくれと頼んだ。

死海で食べると高いからってことで、途中で死海の脇の道路を通ってるころ、
道端の商店でランチを買ってきてくれて、車の中でランチ。
(もともとランチ込みって話だったのだが高いのはムリってことで・・・)

食べてるときとか、横の綺麗な海を指さして、
無料のとこだったらあんなに綺麗なところに入れてあげたのに・・・とか、
何度もブツブツ文句を言ってたけど、ちゃんとアンマン・ビーチに連れてってくれた。

16JD (1JD 値上げしてたっぽい)。
時間は、1時間もらった。

どんな格好でみんな入ってるのかなーと覗いてみたら、
全身黒ずくめの女性も何人かいて、彼女たちはそのまま海に入ってた。
他の観光客らしき人たちは、ビキニ姿の人もいたので、なんでもアリかなって思った。

更衣室で準備して、鍵付きロッカーが30個くらいあったけど全部使用中だったので、
仕方なく荷物を全部持って海岸へ。
他にもリュックで移動してる人は多かったから、そんなもんだろう。

看板がたくさんあって、潜るなとか、顔を水につけるな、みたいなことが書かれていた。
ゴーグルをしている人が多かったが、持っていなかったので気をつけるしかない。

イスがたくさん置いてあったので、1つ取って荷物置き場にした。
おっちゃんが、海に入ってる間も自分の荷物から目を離すなよ、って言ってた意味がわかった。

まず足だけ入ってみると、そんなに冷たくない。
外も日差しでけっこう暑かったので、ちょうどいい感じ。

いつ身体が浮くのかドキドキしながら、ゆっくり入った。
水の温度に慣れるまでしばらくの間は寒くて固まってた。

けど、いったん浮いてみると、あとは水の中のほうが温かく感じた。

水のついた指を舐めてみたら、塩辛かった。
(30%なので当たり前)

歩いて深いほうに入っていくと、いつの間にか足がつかなくなって、
それでも自然と水中に立っていられるのが不思議な感覚。

足がつかなくなってすぐはジタバタしてしまうのだけど、落ち着いてみると浮いてるのだ。
ちょうど肩の高さで止まってて、勢いをつけないと下にいかない。

それからは仰向けになってみたり、立ってみたりして、遊んでた。
一度、うつ伏せで浮いてしまったときがあり、
顔を水につけないで元に戻るのが難しくてジタバタしてしまった。

楽しい。

せっかくなので写真を撮ってもらおうと、
イスで休んでた黒ずくめの女性たちに撮ってもらった。

1時間じゃ足りない・・・と思ったくらい、楽しかった。

時間になってしまいそうだったので切り上げて、海岸にあるシャワーで海水を流す。
そして少し乾かしがてら、海岸の写真を撮ってから、おしまい。

更衣室がけっこう混んでたけど、なんとか時間ちょうどくらいに戻ることができた。

死海、2, 3時間は遊べると思う。
1月なのに特に寒くなかったし、それほど混んでなかったし。
車にいたからあんまり気付かなかったけど、外は上着がいらないくらい暑かったし。

アラブ系っぽい男性のねっとりとした視線は確かにあったけど、
他の欧米っぽい観光客の近くになるべくいて、特に近寄られることもなかったし。

ドライバーのおっさんの二人だけのビーチにしなくて、ホント良かった。
やっぱ、雰囲気大事よね。

このためだけにヨルダンやイスラエルに行くか?って言ったらアレだけど、
もし行くんだったら死海に寄ってみるべし、ということは言える。

そして久しぶりに水着になってみて、お腹まわりのダイエットをしよう、と決めた^^;


Posted 2012.01.06, 03:31 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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2012.01.06

アンマン到着

死海が終わると、あとはアンマンまで50kmくらい。
1時間ほどで到着である。

ホテルを紹介してやると言われ、挙げられたホテルが
ちょうど目をつけてたやつだったので、そこに行くことにした。

そして支払いを・・・という話になり、当初の約束どおり150JDを渡した。

そしたら、NO TIP? と聞かれた。

ワディ・ラムのツアーが1時間短かったからその分がチップじゃ!
というようなことを話して、おしまい。

ホテルまで送ってくれるわけでもなく、外でタクシーを捕まえようとしていた。
捕まえたタクシーも相乗りで、言われたホテルの場所はわからないらしく、
適当な場所で降ろしてもらった。

で、あとは地球の歩き方を手にホテルを捜索。
目印がすぐ見つかったので、現在地もすぐわかり、ホテルもすぐ見つかった。

店の2階がホテルになっていて、入口は横の小道のほう。
そこからエレベーターを通って2階へ。

部屋は空いてるらしく、準備してる間に紅茶をいただく。
そして部屋を見せてもらい、特に問題なかったので、そのままチェックイン。

ぺトラの約半分の12JD(シングル1泊分)だった。

あとはホテル周辺の地図(手書き)をもらい、その道どおりに散策してみる。
外は車も人もメチャクチャ多くて騒がしい場所。

散策してたら、鳩小屋を発見。
鳩と夕焼けの写真とか撮ってたら、呼びとめられた。

そして、鳩を飼ってるおじさんちで、鳩と写真を撮ったり、猫の写真を撮ったり。
新聞にも載ったことのある有名な鳩おじさんらしい。

アラビア語混じりの英単語で話しかけてきて、英単語で返す。
そんなつたないやりとりだったけど、紅茶をくれた。

そうこうしてる間に外が暗くなってしまったので、バイバイ。

もらった地図に書かれていた、安くてうまいレストランに向かう。

入ってみたら、地元っぽい男たちがワイワイガヤガヤ食べていた。
どう頼んでいいのか戸惑っていたら、2階の席へ通された。
女性とカップルしかいなくて、静かな席だった。

注文を取りに来たけど、どう頼んでいいのかわからず(メニューはアラビア語のみ)
そしたら下に連れていかれて現物を見せられたので、指さしで注文。

チキンと野菜のトマト風味のものを頼んだ。
おいしかった。

所持金が15JDだったので、いくらだったのかわからずドキドキしたが、
お会計してもらったところ 2JD だったので嬉しかった。
(ぺトラのホテルの夕食は 6JD で、ぺトラではこれが安いほうだった)

残り2日もここに行っちゃいそうだ^^

おやつを探しながら帰ってきたけどスーパーはなくて、
代わりに、ホテルのすぐ裏でスイーツを屋台で売ってるところを見つけた。
見てたら、食べてたおじさんが少し分けてくれた(というかお店のを勝手にくれた)

やっぱり甘さに癒された。


Posted 2012.01.06, 03:50 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
2012.01.07

ローマ劇場とアンマン城

この部屋はアザーンがあんまり聞こえないので、
朝5時に起こされることがなくなってしまった。
明後日出発なので、起こされたほうがむしろ安心だったかもな。

7時ごろに朝食やってるかなーって覗きにいったら、外が雨なことに気付いた。
部屋は外への窓がないから気付かなかった。
散策する気まんまんだったから、ちょっと残念だった。

朝食はすぐに用意してくれた。
ビュッフェ形式じゃなくて、一人分がワンプレートに乗っててお子様ランチみたい。
真ん中に乗ってるミートボールがカレー味でおいしい。

同じころ朝食に来た人も、雨が残念だったみたいで、一緒に天気予報をチェックした。
そしたら明日は晴れってなってたので、少し安心した。
もうちょっと詳しく見てみたら、午後から晴れるっぽかったので、ほっとした。

見学したい場所としては、ローマ劇場とアンマン城。
どちらも博物館が一緒の場所にあるので、そこで長めに過ごして雨が過ぎるのを待とうと思った。

ホテルからローマ劇場までは1本道。
行ってみたら人の気配がなく、近くにいたTourist Policeに聞いてみたら、9時からだって。
8時半かと思っていたので30分ヒマになってしまい、両替をしたり、市場をうろついたり。

アンマンのダウンタウンにはいろいろ市場があるようだが、
ホテル周辺のマーケットでは服と靴ばっか大量に売っていた。

別の通りでは、いろんな鳥を売っていた。
鶏肉を買うとかいう概念がないんだろうな、きっと。
あとはトマトやナスなどの野菜のマーケットがあったな。

全然観光地っぽくなくて、お土産屋さんは全然見当たらない。
都会に突然遺跡があったりするのが不思議なところ。

時間になって、ローマ劇場に行ってみた。
中に入ってみたが、外には誰もいなくて、民俗博物館の中に2人観光客がいた。
雨だし朝早いしこんなもんか・・・とゆっくりした。

民俗博物館は、民族衣装や装飾品の博物館。
展示品からいろいろと想いを巡らせることができて、なかなか楽しめた。

外に出てみたら、団体さんが来ていたので、ちょっと賑わってる感じになった。

次の目的地であるアンマン城は丘の上。

看板とかなくてよくわからないけど、とりあえず時間はたくさんあるので、
丘の上に向かってみることにした。

途中で通りすがりのタクシーがクラクションを鳴らしまくりでイヤだった。
客引き・注意を喚起する目的なんだろうけど、自分が危ないのかと思ってドキドキしてしまう。
やたらめったらなんでもクラクション、エジプトでも同じだったな・・・

頂上まで行ったら城壁があって、入口を探してぐるっとしたら、見つかった。
看板がキレイで新しそうで、ちょっと意外だった。

中に入ると、場内MAPがあって、見たところ思ってたより広そう。
少し青空も見えてきたので、まずは考古学博物館に行って、ゆっくりする。

紀元前10000年からの出土品が年代順に並べてある。
日本の歴史ってどうだったっけ?って思い、復習しようと思った。
こういう意識があってから歴史を勉強すれば、吸収が違うはずなんだよね。

ここで初めて、日本人の女性に話しかけられた。
ぺトラでも日本人は数人見かけたけど、特に話したりはしなかったのだ。

彼女は仕事を辞めて長めの旅行をしているようで、中東を回り始めるらしい。
思ったよりもずっと寒くて、安宿のドミトリーに暖房がなくて夜が特に寒いらしい。
イエメンとかシリアとか、今ちょっとヤバめのとこも行こうとしてるらしいが、大丈夫かな・・・

彼女と話してて、旅のタイプが全然違うなーって思った。
旅が好きな人には彼女のように、行きたいところをまとめてぐるっと行く人は多い。
私は行きたい場所にピンポイントで行き、あとはその国の文化とか人を知ることに時間を使う。
たぶん、もったいないって思われてるんだろうけど、これでいいのだ。

で、ゆっくりと博物館で時間を使ったら、外は晴れていてくれた!
予想どおり!

でも丘の頂上なので吹きっさらしで、風が冷たくて寒かった。
凍えながらモスクや集落の跡などを見て回った。
攻め込まれにくいということで、城壁内に人も住んでいたらしい。

手と肘だけ残ってる石造があり、よく丘の上にこんな巨大なものを作ったなって感心した。
なんつーか、パーツが1個1個デカイのだ。

予想を超えていろいろ見るものがあったので、楽しかった。
晴れてくれたのも嬉しかった。

これだけ見ても、まだお昼だった。
今日はアンマンで過ごすってことにしてたので、まだまだ時間がある・・・


Posted 2012.01.07, 03:06 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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2012.01.07

価値

民俗博物館で考えてたこと。

コインをアクセサリーとして使ってるような、頭につける装飾品があった。
そこから頭の中でいろいろとグルグルし始めた。

その装飾品を見て、アクセサリーって昔は銀行の代わりだったんだよなって思った。
自分の財産を蓄えておく場所という意味での銀行。

預けることができないから、自分で肌身離さず持つために、アクセサリーとして身に付けた、と。
それで、もし食料が必要になったら、1つ手放して交換するんだろう、と。

だけど、そのためには、アクセサリーに価値があるものじゃなくちゃいけない。
金属は利用価値があるからともかく、石(宝石)に価値をつけた人間ってスゴイと思ったのだ。

確かにキレイかもしれないけど、実用面ではそこまでじゃないと思うので、
これとパンを交換してくれって言ったって、ヤダって答えた人は多いんじゃないか?と。

まぁそれでも、キラキラしてるし、滅多にお目にかかれないものだとしたら、
希少品ということで価値が高くなるのは、まぁ理解できる。

だけど、お金って、今はお札のほうが金額が高いじゃん?
お札って紙じゃん?

ってことは、希少品じゃないものに対しても価値をつけたわけなんだよね、人間って。

それを最初にやったのは、強制力以外の何物でもないんだろうけど、
今では紙のお金が当たり前になっているわけで、
誰も紙きれだとは思わないわけで・・・ (初めて見る通貨だと間違えるかもしれないけど)

そういうの、最初に考えた人がスゴイなって思ってたわけ。

博物館での妄想なので、
いろいろと事実じゃないことが含まれてるかもしれないけど、ご容赦くだされ。


Posted 2012.01.07, 03:21 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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2012.01.07

ヨルダン料理

ランチの場所を探そうとしたが、レストランが近くにない。
スイーツショップはあったけど、お昼がスイーツじゃダメよねって思ってたら、
スイーツ&レストランって書いてあったので、レストランに入った。

英語のメニューはあったけど、それがどういうものなのかわからない。
Mansaf ってなに? Ogni ってなに?って・・・

よくわからなかったので聞いたら、現物を見せてくれた。
Mansaf がライスとヨーグルトソースのことで、
Ogni が別のライスだったかな?(これにしなかったから忘れた)

で、Meat とあったらラム肉のことらしい。
モロッコでは Meat は牛肉のことだった気がするので、各国バラバラだ。

Mansaf with Meat が一番の定番料理らしいけど、
ラム肉を食べる気分ではなかったので、チキンにしてもらった。
(Chicken Mansaf っていうメニュー)

ヨーグルトのソースって言ってたからドキドキ。
ヨーグルトが1皿、ライスとチキンで1皿がやってきた。

どうやって食べるのかよくわからなかったので、ヨーグルトのほうを味見。
そしたら、パルメザンチーズ(パスタにかけるやつ)っぽい味がして、しょっぱい。

これはそのままで食べるものじゃない、ってことがわかったので、
ライスの上にカレーのようにかけながら食べた。
だいぶ味が濃いけど、チーズライスのような感じで、悪くはない。

後から来た観光客さんはMansaf with Meat を頼んでて、
ウエッって感じになっていたので、人それぞれ好みが分かれるところなのだろう。

でも、しょっぱいのと、量が多かったのとで全部は食べられなかった。

お腹がいっぱいになってしまったので、食後のデザートもなし。

夕食までにお腹空くかな・・・と微かに期待をして丘を上がったり散歩し続けてみたが、
結局お腹が空くことはなく、夕食は屋台で売ってる揚げ餃子っぽい見た目のものにした。

何て名前なんだろう?

強い甘さではなくて、白いもちっとしたものが中に挟まっていた。
2個くれて1JDだった。(値札はないので本当の値段はわからない)

それと、ジュースとお菓子を買って、おしまい。
お菓子は明日の行動食なので、まだ食べてないよ。

すっごい運動してるはずなんだけど、そしてあんまり食べてないはずなんだけど、
太っているような気がするのは何なんだろう。


Posted 2012.01.07, 03:44 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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2012.01.08

バス

ぺトラ往復をタクシーにしてしまったので、
結局バス・セルビスなどの交通機関を使わずにここまで来てしまった。

少しくらい試したいという気持ちはあったので、
ジェラシュというアンマン近くの町に行くのに使ってみることにした。

ヨルダンの交通機関としては、こんなやつらがいる。
・ 大型バス(予約が必要な長距離バス)
・ 路線バス(番号付きの大きい普通のバス)
・ 路線バス(行き先がアラビア語で書いてあるだけの小型バス)
・ セルビス(行き先が同じ人を集めてから出発する白い乗合タクシー)
・ タクシー(黄色)

路線バスとセルビスが、地元民がわんさか使ってる乗り物だ。

計画としては、ざっくりこんな感じだった。

アンマン→ジェラシュ
1. アンマンのバス乗り場からNo.1 のバスに乗り、ムジャンマ・シャマーリー(北バスターミナル)に行く
2. ジェラシュ行きのバスを見つけて乗る

ジェラシュ→アンマン
1. ジェラシュのバス乗り場からアンマン行きのバスに乗る

で、実際はというと・・・全然違った。

アンマン→ジェラシュ
1. アンマンのバス乗り場でNo.1 のバスを待つが、1時間して来ないので諦める
  近くにいた人にはタクシーを拾えと言われる

2. 地図にあったもう1つのバス乗り場に行ったら、大きい路線バスじゃなくて小型バスだった
  運転手さんにムジャンマ・シャマーリーに行きたいと言ったら、そこに行くバスはないと言われる
3. 実際はどこに行きたいの?と聞かれてジェラシュと答えたら、小型バスを見つけてくれたが、
  ジェラシュに行くまでにバスを乗り継がなければいけないと言われ、
  小型バスで、とりあえず 8th Circle という場所まで行く (0.3 JD)
5. 運転手さんに教えてもらったバスに乗り継ぎ、スウェイレという途中の町まで行く(0.3 JD)
6. スウェイレでジェラシュ行きのバスを探して歩き回り、タクシーに連れて行かれそうなのを回避しつつ、
  3つくらい溜まり場を移動し、やっとジェラシュに行くセルビスに呼ばれて乗る(1 JD)

ジェラシュ→アンマン
1. アンマンのダウンタウンに行くって言って、連れて行かれたセルビスがスウェイレ行き(1 JD)
2. スウェイレで降ろされたが、一緒に乗ってた兄ちゃんがアンマン行きの小型バスを探してくれて乗る(0.5 JD)

3. 小型バスの終点がムジャンマ・ラガダン(東のバスターミナル)
  自分がどこにいるのか知るまでにアラビア語でからかわれたり、お菓子もらったり・・・
  ダウンタウンに行くという大きな路線バスを教えてもらって乗る(0.4 JD)
  小さい女の子がアラビア語でずっと絡んできたが、結局何を言ってるのかわからなかった

4. 見覚えのある景色(ローマ劇場)を見つけたので途中で降りる

行きが最初の1時間待ってたのを除くと1時間半、帰りが2時間なので、
時間的には想定通りだったかもしれない。

客が集まるまで出発しないってやつも、わりとすんなり集まってたっぽい。
ってゆーか、そういうバスを乗り継いだんだと思う。

値段はさすがに安くて、行きが1.6 JD、帰りが1.9JD で200円前後。
(タクシーだと10倍くらいかかる気がする)
バスはぼったくりに注意って書いてあったけど、全然ぼったくられる気配もない。

こっちも周りが小銭を出してるのは見てたから、
ありったけの小銭を手に乗せて、さぁどれ?って感じで見せてたから、
0.5 JD を取ってお釣りをくれたり、金額を教えてくれたり、親切だった。

いくら?とか下手に聞かないほうがいいのかもな。
硬貨が 0.5, 0.25, 0.10, 0.05 と揃えてあったのもよかったかもしれない。

セルビスが要注意で、乗ったやつは両方とも白くない普通の車だった。
最初に連れてかれたときに 4JD って言ったからやめて、別の人を選んだりした。
勝手にタクシーに連れて行かれたりするし、なんか違うぞって感覚は、必要っぽい。

あとは行き先をちゃんと言ってれば、少しずつ目的地に近付くことができるようだ。

というわけで、だいぶ良い経験ができた。

行き先がわからないバスに乗るのは怖いけど、今日みたいに時間があるときならOK.
親切な人もたくさんいたし、よかったよかった。


Posted 2012.01.08, 02:58 by mera and filed in 2012.01: ヨルダン
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