各項目について,"変数=状態番号;色番号"という形で書き,コロンで区切る
状態番号と色番号の順番はどちらが先でも可
bashでは,.bashrcなどに次のような設定を書く
例:ファイル名はデフォルト(00),ディレクトリ名は強調(01)したシアン(36),シンボリックリンクは強調(01)した青(34)
export LS_COLORS="no=00:fi=00:di=01;36:ln=01;34"
tcshでは,.cshrcなどに次のような設定を書く
例:ディレクトリ名は強調(1)したシアン(36),シンボリックリンクは強調(1)した青(34)
setenv LS_COLORS "di=36;1:ln=34;1"
変数名と数字の意味は以下の通り
変数名 | デフォルト値 | 対象 |
---|---|---|
no | 0 | テキスト |
fi | 0 | ファイル |
di | 32 | ディレクトリ |
ln | 36 | シンボリックリンク |
pi | 31 | 名前付きパイプ(FIFO) |
so | 33 | ソケット |
bd | 44;37 | ブロックデバイス |
cd | 44;37 | キャラクタデバイス |
ex | 35 | 実行可能ファイル |
mi | なし | 不明のファイル(デフォルトはfiと同じ) |
or | なし | リンク切れのシンボリックリンク(デフォルトはlnと同じ) |
状態番号とその意味は以下の通り
状態番号 | 内容 |
---|---|
0 | デフォルト状態 |
1 | 強調 |
4 | 下線 |
5 | 点滅 |
色番号とその色は以下の通り
色 | 文字の番号 | 背景の番号 |
---|---|---|
黒 | 30 | 40 |
赤 | 31 | 41 |
緑 | 32 | 42 |
黄(茶) | 33 | 43 |
青 | 34 | 44 |
紫 | 35 | 45 |
シアン | 36 | 46 |
白(灰) | 37 | 47 |