ここに書いてあることを実行して何らかの障害が発生しても私は一切責任を取りません.自己責任で行なってください.
GLUBのテキストモード
GRUBのグラフィック画面で "c" → コマンド入力モードへ移行
とりあえず以下のような特徴がある
- コマンドの補完が効く[Tab]
- 英語キーボードの配列で入力する
いつも自動的にRUN LEVEL 3で起動するようにしてるのに起動しなくなった…とか,グラフィックの設定がうまくいかなかったとか,シングルモードで起動したいとか,そういうときに使うんだろう
- kernelの場所を探す
例:vmlinuzはカーネルの名前であり/boot/vmlinuzにある
grub> find /vmlinuz
(hd0,0)
- ルートパーティションの場所を探す
以下の例では(hd0,5)という結果が得られたので 0→a,5→6という変換をして"/dev/hda6"とする
例:ここでは/etcがルートパーティション(/と指定したパーティション)にあるとして/etc/.rootkeyを探す
/etc/passwdとかのほうがいいかもしれない
grub> find /etc/.rootkey
(hd0,5)
- カーネルを読み込む
kernel [1の結果]/カーネルの名前
ルートパーティションの場所がカーネルと同じ場合は省略してもいいが,そうでない場合は以下のようにする
kernel [1の結果]/カーネルの名前 root=[rootパーティションの場所]
例:シングルモードで起動する場合は"single"をつける.シェルも指定できる.
grub> kernel (hd0,0)/vmlinuz root=/dev/hda6 shell=/bin/bash single
- 起動
grub> boot
要するに"kernel"コマンドで使用するカーネルを指定して,"boot"コマンドで起動するのである.
コマンド入力のときはTabキーで補完が可能である.