2006年8月23日〜28日までの6日間,地球探険隊 大人の修学旅行シリーズ 「モンゴル騎馬隊結成」〜今年は建国800周年!(Intrepid Travel主催)に行ってきた. 修学旅行,ペルーから3ヵ月しか間を空けずにまた行ってしまった.連続でこんな短期間に行く予定はなかったが,建国800周年なのは今年だけだし…と惹かれたのだ.
3回目の修学旅行シリーズ参加だが,スタッフの方は偶然にも毎回違う.今回の方は飲み会で同席したことやオフィスで会ったことはあったが,まともにしゃべったことはなかったので新鮮.これも楽しみの1つだった. 参加メンバーは女性8人,男性5人.比率はこれまでと同じだ.元気な学生さんがいる分,今までのより若く感じた.
モンゴルって,実は何のイメージもなかった. 最近は相撲でモンゴル勢が強いなぁというイメージくらい.隊長から乗馬の話を聞いてから惹かれはじめたので,わたしにとっては乗馬のイメージばかりだった.
実際に行ってみて,草原,岩山,砂埃.そしてやはり乗馬のイメージとなった.ウランバートルの街も土と建物のバランスから,区画整理されていない印象を受けた.土の部分,原っぱにはゲルが唐突に立っている.裏側まで見に行かなかったが,貧富の差はかなり激しそうだ.
そして旅を通して,広くて純粋でやんちゃで無邪気なイメージが残った.それは草原や満天の星空,モンゴルの人々,馬たちの全てに共通するものである.
乗馬ばかりを期待していた分,その他のところで得た感情が,帰国後に大きくなってきている.ここで一緒だったメンバーは「愛の伝道師」というチームになった.
愛が溢れていた.モンゴルの兄弟たちの無邪気で純粋な友情,愛情をそのままメンバーは分けてもらった.メンバー同士だけでなく,彼らともガイド・客という区切りも感じないほど,ガッツリと気持ちがつながっていた.
広い大地,広い空,そこにポツンポツンといる人間.そういった環境が謙虚な気持ちにさせてくれ,旅を楽しむことに全力を傾けていた.「いいじゃん,愛があれば」そんな言葉が気軽に出てくる空気だった.
たった6日間の旅,移動を除くと4日間.短いと思っていたが,濃かった.
乗馬を通じた純粋さとの触れ合い.この1点に集中していたから,まっすぐに濃い時間を過ごせた.
また乗馬したい.あの草原をまた駆け抜けたい!!
どこに行っても誰と行っても,また旅に出たいと思ってしまう.同じ場所に行くかもしれないし,もう行かないかもしれない.でも,どれをとっても,その1回は1回きり.全く同じ経験は絶対にできない.
この1回1回の濃さを大事に,魂の栄養にしていきたい.
さーて,次はどこかなぁ(笑)
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